SONY TC-K61です。
フロントパネルやつまみにアルミが使われていて頑丈そう
スイッチ類の緑のサビはピカールで磨きます。
メカ部分にはプラスチック部品が多いので念の為シリコンオイルとシリコングリースを注油していきます。
注油しすぎたのか油が付きすぎて滑ってしまったので綿棒で拭き取っています。
再生もバッチリでしたが、ちょっと汚れているのと、早送りと巻き戻しの音が大きすぎるので分解
摩擦が必要な部分に油がついてしまうと滑って動きません。
再生してしばらくすると止まるようになってしまいました。巻き戻しや早送りもすぐ止まってしまいます。
カウンターを回しているベルトが伸びて空回りしているのが原因でした。
このデッキはカウンター部分の光センサーで回転を読み取っていて、停止した状態がしばらく続くと
回転を止める構造になっているようです。
奥の方の切り欠きのある部品が回転してそれを読み取っています。
TC-K55もメカはほぼ同じようなので、こちらのサイトを参考に千石電商に注文しました。
交換するとちゃんと動作しました。
SONY Tapecoder TC-K55 ゴムベルト交換修理
http://emori.ddns.net/_Shin/_Craft/TC-K55_repair/index.htm
しかしケースに戻して見るとモーターが回らない・・・
モーターが繋がっているケーブルを触るとモーターが動くことに気づき基板を裏返すとはんだクラックで接触不良になっていました。
ハンダ付けし直します。
写真のマイナスドライバー先の赤と書いてある部分です。
これで修理完了です。たまにはカセットテープも良いですね。
修理はこれで終わりませんでした。パート2があります。
カセットデッキSONY TC-K61修理2
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