2020年5月24日日曜日

Raspberry pi 3でradikoプレミアムを聴く

最近、家にいる時間が多くて、radikoプレミアムで他の地域のラジオを聴くのが面白い。
自分の地域のラジオ局も面白いけど、たまには他の県のも聴いてみたい。
そのためにパソコンの電源を入れるのは電気がもったいないし
そうだ、Raspberry piをradikoプレミアム専用受信機にしよう!!

ということで、Raspberry pi 3 Model Bでradikoプレミアムを聴く
すでにradikoプレミアムの会員になっているものとして、記事を書いていく。

なるべく軽くするためOSは、Raspbian Buster Lite
ファイルサイズも小さいので、他よりダウンロードも早い。
ちなみにmicroSDカードはTranscendの組込向けを使ってみた。

Raspbian Buster Liteを下記のサイトを参考にインストールする。

Raspbian Buster Liteの最速最小インストール

OSのインストールが終わったらWindowsからTera TermでSSH接続して操作

まずradiko用ディレクトリの作成をして
 ~$  mkdir radiko 

下のサイトを参考に進めていく

RaspberryPi 3 で radiko Premium をテレビで聞く(録音ではなく、再生する)

何年か前に同じようなことをやったときは、ffmpegは使えない感じだったが、今はffmpegでよいらしい。
シェルを作成して実行すると、Raspberry piのヘッドフォン端子からラジオが聴こえてきた。
しかし、音がひどい。ノイジー

DACの導入
それを見越してDACも一緒に買ってあった。
接続するのは、Amazonで売っていたKumanのSC08

接続後、このサイトの通りに設定していく

クソ音質のRaspberryPiにDACという光を

この手順で進めても、何故かRaspberry piのヘッドフォン端子から音が出てきて、
DACからは音が出ない。
aplay -lコマンドで確認すると、
~$ aplay -l 

card1 device0の部分に表示されているので認識はしてるっぽい。card 0はRaspberry Piに最初からついているサウンドデバイス

参考にしたサイトの

そしてGUIで設定>Audio Device Settingsを選択してデフォルトの他に「snd_rpi_hifiberry_dacplus」が増えていれば成功!

というのが引っかかるが、Raspbian Buster Liteを入れたのでGUIなんてない。

もしかしたらと、
 ~$  sudo raspi-config 
でAdvanced Optionを開き、Audioを見るが、DACは選択肢にない。

いろいろ悩んで探した結果、このサイトの通り設定するとDACから音が出た。
デフォルトに設定しないといけないようだ。

RaspberryPiでUSBスピーカーをデフォルトの音声出力デバイスにする

このDACはハンダが適当だけど、よい音がする。1万くらいのオーディオインターフェイスと同じぐらいの音がするから驚く。ちょっとナメてました。

しかし問題発生、Tera Termを閉じると再生が止まってしまう。

この対処法としては、nohupと&を使うとバックグラウンドで動作するので、閉じても問題ないらしい。
単にnohupと&を追加しただけだとnohup.out が出力されるので、>/dev/null 2>&1でnohup.outを出力しないようにしている。

新たにシェルを作成してみた。

シェルの名前はradipi.sh
 ~$ touch radipi.sh 

次にnanoなどのエディターでシェルを入力していく
 ~$ nano radipi.sh 

MALLとPASSにラジコプレミアムのアカウントを入力して、とりあえず完成
#!/bin/sh

#mplayerを停止させる。
killall mplayer

#バックグラウンドで動作させる。
nohup ~/radiko/play_radiko2.sh $1 0 MAIL PASS >/dev/null 2>&1 &
最初の部分でmplayerを停止させているのは、mplayerが動作したままこのシェルを実行して、チャンネルを変えるとエラーが出てチャンネルが変わらないので、一度mplayerを停止させ、チャンネルの変更を可能にしている。

chmodで実行許可を出す。
 ~$ chmod +x radipi.sh 

radipi.shの使い方、TBSラジオを聞く場合は、最後にTBSと入れるだけ
 ~$  ./radipi.sh TBS 

ウィキペディアのradikoのページの
放送局記号を入れると好きな放送局が聞ける。
実際の放送との遅延は20秒くらい。

 Raspberry PiのUSBの電源によって、スイッチング電源のノイズでAMラジオが聴けなくなる。
 最初に試した某メーカーのUSB電源は音声ラインにもノイズが乗っていた。ラジオの近くにDACの音声出力ケーブルを近づけるとスイッチングノイズだらけになっていた。
 Nikonのデジカメの充電器をRaspberry Piの電源に使うと電源ノイズが小さくなった。電源の選択は大事!!
 この充電器は1Aだけど、しばらく動かしても特に問題なく動いているので多分電流は大丈夫かな?熱くないし

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