2013年12月14日土曜日

VGAケーブルで6chマルチケーブル

 放送部で音響用のマルチケーブルが必要になってマルチケーブル自作の記事を
探していたら、LANケーブルでマルチケーブルを作っている方が・・・
http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-10297857139.html

でも4chでは少ないかなと思い、目を付けたのがパソコンのVGAケーブル!これならケーブルも
入手しやすくチャンネルも増やせます。(今回は6chにしました。)

マルチボックス側は写真の材料です。とにかく安く仕上げる(笑)
VGAコネクタは使えないマザーボードから外しました。

結線は写真の通りです。VGAケーブルのシールドにもGNDを落としてあります。

完成したのがこちら、卓側のケースはFRISK Neo



中身はこちら、蓋が開けやすいのでメンテナンス性抜群です(笑)

これがあればマイクの本数が多くても、舞台からミキサーまで一本のケーブルで配線できます。

10mのVGAケーブルしか手元にないので10mでしか使ってませんが
何回か本番で使用したところ、問題なく使えます。カナレのより軽くて扱いやすい。

ノイズも無いのですが、ラインとマイクを一緒に送ると微かに信号が混ざります。
マイク専用で使えばそこは問題ありません。

2 件のコメント:

  1. 初めまして、こちらのブログを参考にマルチケーブルの自作を検討しております。少し調べてみた所、市販のD-SUBケーブルは全結線ではないもの(4,9,11ピンが結線されていない)が多いようですが、このようなケーブルを使った場合、送れるチャンネル数は減ってしまうと考えております。もし可能でしたら、お使いのD-Subケーブルの品番やURL等をお教え頂けると幸いです。よろしくお願いします。

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    1. そのとおりです。市販のD-SUB 15pinケーブルは全pinが結線されてないものが多く,そういったケーブルを使用すると一部チャンネルが使用できません。そのため全結線タイプを使用します。この記事を書いたときに使用したケーブルは,放送部にあったSANWA SUPPLYのKB-CHD1510(10m)だったと思います。その後に製作したときには,SANWA SUPPLY KB-CHD1515K(15m)を使用しましたが,こちらでも使用できました。他のケーブルも全結線タイプであれば全ch使用はできると思いますが,本来の目的ではない使用方法をしているため,製品によってはクロストークが発生したり,音質等の変化はあるかもしれません。試してみるまでわかりません。ご参考になられましたら幸いです。

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